孤独月

 泣かない約束した　限りなく続く未来に
明日また会えるから　言葉を残して…。

宙（そら）に浮いたままの月　寂しいんだね
そう　最初から解っていた　帰れないと

秘密の果実とそばにある私の罪は　あぁ
沈んでく　想いと共に　朝日は昇る

泣かない約束した　限りなく続く未来に
右手に握り締めた　破壊された「目（もの）」を

迷路に迷い込んで　彷徨い続けるフロンティア
蒼黒（シンク）色に染まる　おのれの翼よ

背部にあしらふ翼　運命示すように
鼓動 共鳴している　独りじゃない

歪（いびつ）な世界に恨みを投じて心は　あぁ
悲しみの杯（さかずき）が　溢れ流れ行く

喘（あえ）ぎ苦しんだ日々　それが私の生きる道
解（げ）せない事があっても　本能のままに

泣かない約束した　限りなく続く未来に
明日また会えるから　言葉残して…。

泣かない約束した　限りなく続く未来に
右手に握り締めた　破壊された「目（もの）」を