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、 2022年4月13日 (三) 09:48
{{DISPLAYTITLE:<span lang="ja">三千世界</span>}}
-{<poem lang="ja" style="font-family:Yu Gothic,Meiryo,Hiragino Sans,sans-serif;font-size:large">過去の{{ruby|過|あやま}}ちを恥じる
朽ちゆく僕に
見守る君が笑う
三千世界
手を取り合うことなどは
頂に着くためには不要と
天に輝く{{ruby|唯一|ゆいいつ}}となる{{ruby|己|おのれ}}に憧れた
過信した魂はいつか
全身を知らぬ孤独で震わす
地を見下ろし {{ruby|性|さが}}隠し
強さを叫び
身に纏った誇りを
{{ruby|魅|み}}せつけたのさ
けれど僅かな虚しさ
半端な自信
己の小ささ知る
三千世界
両手を天に掲げた
無責任な無限を身に浴びた
届かぬゆえに美を{{ruby|嗜|たしな}}める
小さな僕がいた
答えなど分かりきっていた
ここにいる
それを{{ruby|認|みと}}めて欲しくて…
気高き空 高らかに
弱さを叫び
身に纏った誇りを
捨ててしまおう
欲を認め {{ruby|業|ごう}}と知り
裸になれば
みんな同じ眺めさ
三千世界
僕らは既に持っていたんだ
{{ruby|小細工|こざいく}}ばかり覚えてきたけれど
「言葉」ならば胸の奥
それがすべてさ
気高き空 高らかに
弱さを叫び
身に纏った誇りを
捨ててしまおう
欲を認め {{ruby|業|ごう}}と知り
裸になれば
みんな同じ眺めさ
三千世界
どうか君よ 泣かないで
この身朽ちても 魂はここにある
三千世界 </poem>}-