月に叢雲華に風

月には叢雲 華には風と
朧深に隠れた 焦燥

瞼焼き付いた顔
理解者の証さえ

刹那、退屈の隙間あがない 心くすぶ
不安を産み出した

盲目消えた安らぎに出会って
芽生えた恋情 譲る気は無い

月には叢雲 華には風と
此方こなたより彼方かなた永久えいきゅう 築けぬなら
雲突き抜け 風斬り裂いて
久遠くおん揺蕩たゆたいへ いざな

指と指が絡まり
孤独を枯らしてゆく

真摯ゆえの想いの偏りは
互いの意思を 繋ぐかなめにして

毒にも似たこの絆は
わずかな終焉の予感じゃ 千切れはしない

月には叢雲 華には風と
たとえ愛の唄が永久 届かぬとも
待ち続けよう 輪廻の時を
いつくしむ心に 誓って

盲目消えた安らぎに出会って
芽生えた恋情 譲る気は無い

月には叢雲 華には風と
此方こなたより彼方かなた永久えいきゅう 築けぬなら
雲突き抜け 風斬り裂いて
久遠くおん揺蕩たゆたいへ いざな

月には叢雲 華には風と
たとえ愛の唄が永久 届かぬとも
待ち続けよう 輪廻の時を
いつくしむ心に 誓って