囲い無き世は一期の月影
手にした
いつもいつの間にか飛んでった
世は
憂いし空には朧月
囲い無き夢は
光陰 承允 時は流れて
もう一回等 狡はなし
遠い向こうに明けゆく空は
千年前のまま
手にした
いつもいつの間にか飛んでった
世は
満月の夜には唄謡い
光陰 承允 時は流れど
万年新造に嘘はなし
案に
千年前のまま
手にした
いつもいつの間にか飛んでった
『もういいかい?』
閉じていた
手にした
いつもいつの間にか飛んでった
世は
手にした
いつもいつの間にか飛んでった
『もういいかい?』
閉じていた