紅に染まる恋の花
Shinonome Akebono(讨论 | 贡献)2022年4月14日 (四) 19:16的版本
秋風 紅に染まる
葉の舞う音に惹かれ
色付く季節に重ねた
身を焦がす恋の花
熟れた想いを帳に隠す
見惚れる視線、誤魔化す痛み
華やかさを羨むほどに未熟を知る
苦し紛れの嘘も真実に塗り替えゆく
秋風 紅に染まり
甘い香りが誘う
結ばれし故の終焉
なんて見たくないから
貴方に触れられるだけで
私が色付いてく
頬を染めた果実のよう
罪深き恋の花
付かず離れずこれが宿命?
さだめに任せ永い夢見る
大人ぶった優しさ妙に寂しくする
美しき思い出は大切にしまいこんだ
秋風 紅に染まる
葉の舞う音に惹かれ
小指を絡めて誓った
二人だけの約束
貴方に触れられるだけで
心が色付いてく
名木紅葉が彩る
罪深き愛の花
けして実ることなどなき
朽ちゆく想いの花
やがて還る木の葉に儚き命を知る
貴方を守れずして使命などあろうものか
秋風 紅に染まり
甘い香りが誘う
結ばれし故の終焉
なんて見たくないから
貴方に触れられるだけで
私が色付いてく
頬を染めた果実のよう
罪深き恋の花
けして実ることなどなき
朽ちゆく想いの花
募る想いを帳に隠す
永遠に実らぬ恋を抱いて