User:Shinonome Akebono/紅に染る恋の花

紅（くれない）に染（そま）る恋（こい）の花（はな）

秋風（あきかぜ）　紅（くれない）に染（そま）る　葉（は）の舞（ま）う音（おと）に惹（ひか）れ
色付（いろづ）く季節（きせつ）に重（かさね）た　身（み）を焦（こが）す恋（こい）の花（はな）

熟（うれ）た想（おもい）を帳（とばり）に隠（かく）す　見惚（みとれ）る視線（しせん）、眩惑（ごまか）す痛（いたみ）
華（はなやか）さを羨（うらや）む程（ほど）に未熟（みじゅく）を知（し）る　苦（くるし）紛（まぎ）れの嘘（うそ）も真実（しんじつ）に塗（ぬり）替（か）え行（ゆ）く

秋風（あきかぜ）　紅（くれない）に染（そま）り　甘（あま）い香（かおり）が誘（さそ）う
結（むす）ばれし故（ゆえ）の終焉（しゅうえん）　何（なん）て見（み）たくない故（から）
貴方（あなた）に触（ふれ）られる限（だけ）で　私（わたし）が色付（いろづい）てく
頬（ほゝ）を染（そめ）た果実（かじつ）の様（よう）　罪深（つみぶか）き恋（こい）の花（はな）

付（つか）ず離（はなれ）ず　此（これ）が宿命（しゅくめい）？　定（さだめ）に任（まか）せ永（なが）い夢（ゆめ）見（み）る
大人振（おとなぶっ）た優（やさし）さ妙（みょう）に寂（さびし）く為（する）　美（うつくし）き思出（おもいで）は大切（たいせつ）に蔵込（しまいこん）だ

秋風（あきかぜ）　紅（くれない）に染（そま）る　葉（は）の舞（ま）う音（おと）に惹（ひか）れ
小指（こゆび）を絡（から）めて誓（ちかっ）た　二人（ふたり）限（だけ）の約束（やくそく）
貴方（あなた）に触（ふ）れられる限（だけ）で　心（こゝろ）が色付（いろづい）てく
名木（めいぼく）紅葉（もみじ）が彩（いろど）る　罪深（つみぶか）き愛（あい）の花（はな）
決（けし）て実（みの）る事（こと）等（など）無（な）き　朽（くち）逝（ゆ）く想（おもい）の花（はな）

軈（やが）て還（かえ）る木葉（このは）に儚（はかな）き命（めい）を知（し）る　貴方（あなた）を守（まも）れず為（し）て使命（しめい）等（など）有（あ）ろう物（もの）か

秋風（あきかぜ）　紅（くれない）に染（そま）り　甘（あま）い香（かおり）が誘（さそ）う
結（むす）ばれし故（ゆえ）の終焉（しゅうえん）　何（なん）て見（み）たくない故（から）
貴方（あなた）に触（ふれ）られる限（だけ）で　私（わたし）が色付（いろづい）てく
頬（ほゝ）を染（そめ）た果実（かじつ）の様（よう）　罪深（つみぶか）き恋（こい）の花（はな）
決（けし）て実（みの）る事（こと）等（など）無（な）き　朽（くち）逝（ゆ）く想（おもい）の花（はな）

募（つの）る想（おもい）を帳（とばり）に隠（かく）す　永遠（とわ）に実（みの）らぬ恋（こい）を抱（いだい）て

紅ニ染ル恋ノ花

秋風　紅ニ染ル　葉ノ舞ウ音ニ惹レ
色付ク季節ニ重タ　身ヲ焦ス恋ノ花

熟タ想ヲ帳ニ隠ス　見惚ル視線、眩惑ス痛
華サヲ羨ム程ニ未熟ヲ知ル　苦紛レノ嘘モ真実ニ塗替エ行ク

秋風　紅ニ染リ　甘イ香ガ誘ウ
結バレシ故ノ終焉　何テ見タクナイ故
貴方ニ触ラレル限デ　私ガ色付テク
頬ヲ染タ果実ノ様　罪深キ恋ノ花

付ズ離ズ　此ガ宿命？　定ニ任セ永イ夢見ル
大人振タ優サ妙ニ寂ク為　美キ思出ハ大切ニ蔵込ダ

秋風　紅ニ染ル　葉ノ舞ウ音ニ惹レ
小指ヲ絡メテ誓タ　二人限ノ約束
貴方ニ触レラレル限デ　心ガ色付テク
名木紅葉ガ彩ル　罪深キ愛ノ花
決テ実ル事等無キ　朽逝ク想ノ花

軈テ還ル木葉ニ儚キ命ヲ知ル　貴方ヲ守レズ為テ使命等有ロウ物カ

秋風　紅ニ染リ　甘イ香ガ誘ウ
結バレシ故ノ終焉　何テ見タクナイ故
貴方ニ触ラレル限デ　私ガ色付テク
頬ヲ染タ果実ノ様　罪深キ恋ノ花
決テ実ル事等無キ　朽逝ク想ノ花

募ル想ヲ帳ニ隠ス　永遠ニ実ラヌ恋ヲ抱テ